久しぶりに手に取った本のこと
久しぶりに内田樹先生の『ひとりでは生きられないのも芸のうち』を手に取りました。
本書が出たのはずいぶん前ですけど、内田先生のお話ってぶれないなぁとしみじみ思います。というより、昔の話とは思えないことばかりで、予想通りに世の中が動いていることに暗い気持ちになります。だからこそ、安易にラクな道に逃げたり、耳に心地よい話だけを聞いて安心したりせずに、自分はどうするかを考え続けなければいけないと思います。
内田先生の本、どれを読んでもほぼ主張が一貫しているので、あまり読まなくてもいいかとつい思ってしまい、最近の本をほとんど買っていない(買ったのは岩田健太郎先生との共著『コロナと生きる』だけ)のですが、折を見てちょっとずつ最近のものを読もうかな、と思っています。
たまに見る mizutamaさんのインスタライブで「絵が描けなくても、丸や三角、四角で模様を書くのもいい」と言っていたので、久しぶりに小さいクロッキーに何枚か描いてみました。
見たのは iPad をどんなふうに使っているかの紹介だったのですが、「iPad を買ったらうまくなるわけじゃなくて、買ったあとたくさん練習したらうまくなる」という言葉に、そりゃそうだと思いつつ、でも、なかなかできないのよね……と反省しました。なんであれ、ちょっとずつでも続けないと上達しないですよね、やっぱり。
mizutamaさんのインスタライブ、買ったものの開封ライブは苦手なのですが(あまりにたくさんの商品が出てくるので酔ってしまうのです)、使っている道具の話を聞くのは好きです。iPad でお絵描きも楽しそうですけど、まずは手元にあるクロッキーとペンで書くことを楽しもうと思います。