ぼんさいメモ

読書と英語学習、そのほかいろいろ

テストを終えてから読んだ本

しばらく本を読まない生活を過ごしていると、読まないことに慣れてしまうようです。先週の前半は時間があっても「読む」ところまでいかず、後半になってようやく読めるようになってきました。とはいえ、腰を据えてじっくり、というのはまだ難しくて、気楽に読めるものがほとんどだったのですが。

 

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恥ずかしい料理

読んだのは大きい冊子で、小さいサイズのはまだちょびっとだけです。「恥ずかしい」というのは、見栄えしない(インスタ映えしない)という意味ではなく、あまりにも個人的な料理だからまじまじと見られると照れくさいなぁ、みたいな料理です(伝わるだろうか……)。家族を思って作るやさしいごはん、と言えばいいのか。

 

きゅうりが大好きなので、表紙写真のきゅうりトーストは一度自分でも作ってみたいと思うのですが、いつも塩揉みして丸ごとがぶり、と食べてしまうので、実際に作るのはいつになるやら……という感じです。

 

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ぶたやまかあさんのやり過ごしごはん

引き続き料理の本です。実は、テスト勉強中に健康診断の結果がかえってきて、大いに反省したのです(血液検査がえらいことになってた)。仕事で精神的に大変だった時期もたびたびあって、スーパーに行くとふらふらとお惣菜を買ってしまう、なんていうこともしょっちゅうだったし、食材もいつも似たようなものばかり買っていましたし。テストが終わったら、生活を立て直そうと思っていたので、自然と読むものも料理のものに吸い寄せられます。

 

本書には毎日の食事をどうやって切り抜けるか、というヒントが詰まっていました。ナンプラー、使いこなせる気がしなかったので敬遠していたのですが、一度買ってみようかなぁ。

 

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歴史に「何を」学ぶのか

半藤一利さんの本を一度も読んだことがなかったので、まずは中高生向けのものからと思って手に取った本です。気軽に読み進められるかと思いきや、5分に1回ぐらいため息をつく、重たい読書でした。

 

読みながら、戦前と今の状況って似ていて怖いと思っていたのですが、実際、本書の最後のほうに「現在の世界情勢は1930年代の状況と似ていて、とても心配している」とあり、やっぱりそうなのかと暗い気持ちになりました。ニュースを見聞きすることがだんだんつらくなっていますが、あきらめずに、これ以上分断が進まないように、できる範囲で努力しないと、と思う今日このごろです。