ぼんさいメモ

読書と英語学習、そのほかいろいろ

読書メモをどうやって残していくか

東京の外に出るのがまた遠のいたなぁ(今日の東京都の感染者数を聞いて)。

 

ときどき、「ひとりで、日帰りで、誰とも会わずに行けば大丈夫なんじゃないか」と思って新幹線やバスの予約サイトにアクセスしては、考え直してサイトを閉じることがあります。

 

行くこと自体はたぶん問題ないと思います。でも、どんなに気をつけていてもかかるときはかかるし、過去、旅先で起きたトラブルが起きたときの不安(新幹線が止まった、高速バスが落下物を巻き込んでしばらく動かなかったことがあります)を思い返すと、この状況で旅行に行くリスクを抱えるのはメンタル上よろしくないと思うのです。なので、しばらくはおとなしく、積ん読を少しずつ読み終えて、読書を楽しむ時間と空間を作るためにがんばります。旅先で行きたい本屋さんで、もりもり本が帰るように(ん?)

 

ところで、少し前から、読書メモの残し方をどうしようか考えていました。

 

これまでは

  1. Evernoteに付箋をはった部分を転記
  2. 付箋を貼った個所を2、3個所に絞ったあと、読書ノートに転記

の2段階で進めていたのですが、どちらも今ひとつ活用しきれていなかったんです。特に何か考えて始めたわけではないので、考え直す時期が来たのかもしれません。

 

ふりかえってみると、Evernote に記録しているのは、読んだときに印象に残った言葉を残しておきたいというのもあるし、いつか本を手放してもいいようにしておきたい、というのもあると思います。付箋に書いたメモと一緒に記録しておけば、そのときに何を思ったかも残せますし。これはこのまま続けてもよさそうです(大量に付箋を貼ると苦行になりますが……)。

 

一方の読書ノートは、Evernote だとなかなか見返さないから、ノートに書いたほうが気軽に見返せるかも、と思って始めたことなんですけど、やっぱり見返すことがありません。項目に沿って書いたほうが続けやすいかな、と思って使い始めましたが、私にはいらない項目があるので、自分が必要なものに絞って書いたほうがいいかもしれません。

 

実は少し前に、mini 6サイズのシステム手帳のリフィルを購入していました。以前からシステム手帳が気になっていたものの、特にこれといった用途が思い浮かばなかったので、購入していなかったんです。でも、この日は「なんでもいいから買ってしまおう!」と、珍しく勢いだけで購入したのでした。

 

そうしたら、これが意外と活用できることに気づきました。何の気なしに、心に留めておきたい言葉を書いてみたら、なんとなく見返したくなるメモになって、とてもしっくりきたんです。

 

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このリフィルと万年筆の相性がよく、書き心地がよかったのもしっくりきた理由かもしれません(読書ノートは万年筆とあまり相性がよくなかったので)。

 

あと、「読書セーブメモ」も作りやすいことに気づきました。複数の本を同時並行していると、久しぶりに読んだ本の内容を忘れてしまうことが頻繁にあります。それが悩みでもあったのですが、『知的生活の設計』(堀正岳著/KADOKAWA)を再読して、システム手帳のリフィルなら「セーブポイント読書術」ができるかも! と思ってやってみました。

 

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上に書名、本で隠している部分には日付と読んだところまでのメモを残しています。mini 6 サイズは手のひらサイズだから、どんな本にもはさみやすいメリットもあるなぁ、とさっき気づきました。

 

このメモと、印象に残ったメモをシステム手帳に閉じていったら楽しいだろうなぁ、とにやにやしています。そんなわけで、今はシステム手帳のカバーをどうするか、あと、お気に入りのリフィルを探してみたいなぁ、と考えています。

 

<おまけ>

昨日書いたシンポジウム、仕事しつつ拝聴しました。「『忘れることが一番の復興』ではあるけれど、災害が起こり続ける限り忘れることはできない」こと、「その学問が役に立つ、立たないを決めるのは誰なのか」という言葉が印象に残っています。