文字を書きたくなった本
先日購入した『月刊佐藤純子』を読み終えました。
購入時に添えられたメッセージにあったように、イラストそのものには初期の頃から現在に至るまでの変化(「目」と「線の太さ」に感じました)がありますが、全編を通してめくるめく妄想の世界とささやかだけどあったかい日常が描かれていて、読んでいてほっこりしました。あと、東日本大震災直後の日々を綴った「ゆらゆら日記」は、当時どんなふうに過ごされていたのかが綴られていて、支え合いって大事だなぁと感じました。たぶん、今もそうなんだろうなぁ。連日のニュースに意識が集中しがちですが、日常を綴ることはやっぱり大事かもしれません。
手書きのイラストと文字で構成されているからか、読みながら文字が書きたくなりました(イラストは……残念ながら画力がないので)。そんな気持ちがふつふつと湧いてきたせいか、読み終えたあとそばにあったメモとゲルインクボールペンで感想をわーっと書いていました。
このメモは普段使っているロルバーン手帳に貼ったのですが、よくよく考えたらシステム手帳のリフィルに貼ったほうがよかったなぁ、と。のりでしっかり貼ってしまったので、あとでリフィルに転記します。
この本を読んでいたら、栗尾根マロン彦が登場していてびっくりしました。あと、この本の原型(?)も。
こちらはマロン彦のイラスト集。五十音順、アルファベット順、しりとりでつながるイラストが収録されています。言葉の選び方がおもしろいです。