ぼんさいメモ

読書と英語学習、そのほかいろいろ

山を低くする

山を低くするために(つまり、積ん読の山を低くするために)、先週からその週に読む本を決めています。本当は決めたくないけれど、気になったものを気の向くままにあれこれ読み散らかした結果、「読みかけの本の山」も高くなって収拾がつかなくなってしまうので。毎週5冊選んで、3冊読み終えられたら上出来、という感じです(残った2冊は翌週に読み終えるイメージ)。

 

いま重点的に読んでいるのは新書が多いです。それは、今年に入ってからやたらと新書を買っているからだったりします。直近に買った本は自分がいま関心を持っている分野なので、自然と手が伸びるんだと思います。

 

ただ、読んでいるうちに「そういえば、このテーマの本持ってたな……」と、積ん読の山をガサゴソ動かして持ってくることもしばしばです。こうした本が机の横で小さな山を作りつつあり、これらは来週読む本になるんだろうなぁと横目で眺めています。ざっとみたところ、社会学と経済学に関する本が多いです(それ以外の本もあります)。

 

こうしてみると、積ん読が家にあってもいいのでは、という気がします。過去の興味・関心を今も変わらず持っていることがわかるので。でも、すべてがそういうわけではないから、うかつに増やすのもなぁ、とも思います。だいいち、ここ最近書店に行っても、気になる本を手に取るたびに脳みそがきゅぅぅっ……となって「うん、やっぱり今度にしよう」と棚に戻し続けているので。あと、読み終えた本の巻末にある「参考文献」が読みたい、とも思いますし!(そういえば、本の選ぶ方法のひとつとして、巻末の参考文献を手がかりにする、と『独学大全』のオーディオブックで聞いたばかりです)。

 

私にとっては、本を買うのも、読むのも余白が必要なようです。これからも、SNSなどで気になった本はスクショを撮り、書店で気になった本は手帳(ダイゴーさんの「すぐログ」)にメモしておき、将来その本を目にしたときに思い出すきっかけを作っておこうと思います。

 

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桜が咲いててびっくりした

お昼に散歩をしていたら、桜が咲いててびっくりしました。毎年さささっと歩きながら桜を眺めて満足するタイプなので、桜の下で宴会ができなくても大丈夫なのですが、それでも桜の名所に立ち寄れないのはさみしいです。来年の今ごろは、桜をめあてにのんびり散歩できるといいのですが。

 

世の中は感染症に翻弄されているけれど、自然は今までと変わりなく美しい姿を見せてくれることに強さを感じます。私もがんばろう。

来年度のラジオフランス語講座にワクワクする

来年度の『まいにちフランス語講座』テキストを購入しました。

 

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新しいテキストを手にするとワクワクします。メインで聞く「入門編」は、来年度も文法中心の講座ですが、トレーニング問題が含まれているので、半年間しっかり取り組んだら力がつきそうです。

 

フランス語は2017年6月から細々と続けています。定期的に通いたいと思っていた本屋さんが、フランス語講座の参加者を募集しているのに気づいて参加したのが学習を始めたきっかけです。講座自体は昨年でやめているのですが、せっかく3年近く続けてきたので、ラジオ講座で学習を続けることにしました。

 

通っていた教室が「のんびり、でも、着実にフランス語を習得する」をモットーだったこともあり、今もそんなにできるわけではありません。でも、ラジオ講座のフリートークでわかる部分が増えていることに気づいたり、街で見かけたフランス語に気づいたときはうれしいです。歩みはカメさんペースですが、小さな変化を楽しみに、また半年間続けていくつもりです。

 

フランスといえば、先日『フランスの小さくて温かな暮らし365日』という本が出ました。著者はトリコロル・パリのおふたり、『まいにちフランス語』テキストでも連載「旅してみたいフランスところどころ」を担当しています。

 

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1日1ページ、フランスにまつわるエッセイが集まった本です。たまに手に取って、その日のページを読んでいます。フランスの何かとかが好き(映画や音楽、料理など)、というわけではないのですが、おしゃれで華やかな世界のように見える国にもささやかな暮らしがあるとわかるとなんだか親しみがわいてきます。

 

フランス語に限らず、自分が「いいなぁ」と思うものに偶然出合えるのはうれしいものです。その瞬間にわかることもあるけれど、しばらく経ってから「おぉ!」と思うこともあるので、狙ってわかるものではないのがまたおもしろいところです(本は手に取ってすぐわかることが多いけれど、それ以外はなかなか)。

 

万年筆は、時間が経ってからいいなぁと思ったもののひとつです。文字を書くだけならどんな筆記具でもいいのですが、万年筆は書いている時の感触や書いた線をインクがたどっていく感じ、インクが乾いたあとの濃淡など、すべてが同じではないところが気に入っています。だからこそ、うっかりすると万年筆の世界にどっぷり浸って、気づいたら万年筆が何本も……になってしまうのかもしれません。

 

ほかの万年筆も気になるけれど、たくさん持っていても全部を使うことはできないから、今は手持ちの2本で書き味を楽しむつもりです(というより、そう自分に言い聞かせています)。

力の加減があらわれるものに惹かれる

さっきの地震でまだ心が落ち着いていないので、今日書くつもりだったことは明日に回すことにします。

 

今日、お友達から届いたハガキにほっこり。お人柄がにじみ出ている塗り絵だなぁと感じました。

 

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大人の塗り絵シリーズに、プーさんのものがあるんですね。色鉛筆って、力の加減で強弱をつけられるのが魅力的です。

 

そういえば、万年筆も力の加減とか、インクの出具合で文字に変化がつくのが魅力、と言っていた方がいたような。たしかに、インクがじわーんと書いた文字の線をたどっていくのを眺めるのは楽しいです。だから、細いペン先より、太めのもののほうが好きなのかもしれません。

 

地震がきたとき、ちょうどオンラインイベントを視聴していて、私がいる場所は揺れているのに、画面越しの世界はそんなことがまったくなくて、なんだか不思議な感覚でした。ちなみに、参加していたのは梅田蔦屋書店の出版記念イベントです。

 

store.tsite.jp

 

社内の「検索1位をとるぞー」「PVあげるぞー」「とにかく広告を売りさばければいいんだー」みたいな話はもういいんじゃないかと思っていたので、おふたりの言葉がとても心に沁みわたりました。側からみたらゆっくりで何も進んでいないように見えるかもしれないけれど、自分のなかで前に進んでいることを実感できればそれでいい。そのことに自信を持っていこう、と思えたイベントでした。

休日をのんびり過ごす

有休をとっていましたが、用事がなくなったのでお昼過ぎまで本を読んで過ごしていました。

 

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『値段がわかれば社会がわかる』(徳田賢二著)

モノの値段がつく仕組みから、経済の仕組みを学んでいく本です。中・高校生向けの本だと思いますが、経済学に苦手意識がある大人(私)にも役立つ本でした。読みながら、スーパーの野菜コーナーを思い浮かべると、ちょっと面白くなるかもしれません。

購入後、しばらく経ってから表紙がバーコードなのに気づきました。

 

この本を買ったのは、出社して会議に参加した日でした。帰りに本屋さんに行って、もともと買うつもりだった本を見つけたあと、レジに並ぶ直前にこの本が目に入りまして。ちょうど、会議で気になったのが「値段の付け方」だったので、これも何かの縁、と思って購入しました。

 

値段はかかった費用が回収でき、かつ、ある程度利益が出る「理想的な金額」を算出しますが、実際には競合の存在や消費者の関心によって理想を押し通せないことがあります。差別化できる要素があれば、値段を下げなくても売れそうだけど、そうでない場合、値段を下げることでしか差別化できるものがなくなります。だから、自社のサービスで差別化できる要素が何かを考え抜くことは今後ますます重要になるだろうと感じました。

 

自社では全然できていないどころか、本書で指摘されているように差別化要素がないので、値段が安いことをウリにしたり、強引に値切られたりするのだろうと思います。もちろん、これから差別化要因を生み出せばいいのです。でもなんとなく、生み出すにも体力(資金とか、人材とか)が必要な気がして、すでにヨレヨレになりつつある会社の場合はどうしたらいいものかなぁと考えているところです。

 

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『医者は患者の何をみているか』(國松淳和著)

この本、私には難しかったです。理解できたのか、今ひとつピンときません。検査をしても不調の原因がわからない患者さんを前に想像力を働かせたり、全体を眺めるような視点で事象を眺めたりしながら、不調の原因を探っていく話……だと、思います(自信なし)。

 

とはいえ、面白くなかったわけではないし、読み終えたあと「数学と物理(特に物理)が少しわかったら、世の中の見え方が変わるのかもしれない」と、苦手科目にもう一度向き合ってみたいと思えたので、読めてよかったです。まだ買っていないけれど、『物理学者のすごい思考法』(橋本幸士著/集英社インターナショナル文庫)が最近刊行されているので、もう少し積ん読が減ったら読んでみるつもりです。

 

読書のあと、ふらっと文房具屋さんに行って、ずっと気になっていた万年筆(パーカー51とラミーダイアログ3)の試筆をしてきました。パーカー51はデザインがかっこよくて素敵だったけれど、私の手にはなじまなかったです。一方、ダイアログ3は特に期待していなかったのですが、握ったときの手の吸い付く感じとか、重さのバランス(重すぎず、軽すぎない)もぴったりでした。いい万年筆はやっぱりいい、と実感しています。

 

そういえば、万年筆コーナーが平日の割にとても混んでたんですけど、今って万年筆ブームなんでしょうか。

 

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東京駅周辺

 

勉強について考え直すきっかけがふたたび

我が家にはテレビがないので、基本的に見たい番組はアプリ(TVer)で見ています。今日、なんの気なしにドラマのカテゴリを眺めていたら、「初めて恋をした日に読む話」が見られることに気づきました。

 

www.tbs.co.jp

 

恋愛ドラマは苦手なのでほとんど見ないのですが、主人公が教え子の高校生(中学レベルの勉強もあやうかった子)と一緒に東大合格を目指してひたすら勉強する物語でもあるので、毎回欠かさず見ていたんです。久しぶりに見たら、勉強のコツや叱咤激励の言葉がたくさん出てきたので、また見直して今後の励みにしようと思っています。

 

ちなみに原作本(マンガ)もあります。そういえば、途中まで読んでそのままになっていました……。

 

勉強といえば、最近になってようやく『独学大全』(読書猿著/ダイヤモンド社)を読み始めました。

 

いや、正確に言うと「聞き始めた」です。目で文字を追って、あれこれ考えながら読むほうが好きなので、聞き読みは避けていましたが、辞書並みの大きさと重さを誇る本なので、読む場所が机の上に限られてしまうのです。机の上は読みかけの本(当然ながら、『独学大全』より小さくて軽い)もあるので、つい手に取りやすいほうに手が伸びてしまい、どんどん後回しになっていたんです。で、Audible 版だったら場所の制約を受けることなく読めるかもしれないと思い、購入してみました。

 

当初のもくろみどおり、ページはだいぶ進みました。けど、気になったところに付箋を貼ったり、考えようと思ったことがスルスルと流れてしまったりで、大筋はわかるけど自分にどう当てはめるかまでは達していない状況です。ひとまずおおまかな内容をつかむために最後まで聞き、詳しく知りたい、もしくは深く考えたいと思うところを紙の本で読み返したら、現状のモヤモヤは晴れるのではないかと考えています。kindle版を購入すれば読みづらさは解消できると思うのですが、iPhonアプリで読む kindle って、いろいろな誘惑が多すぎるのか、集中しづらいんですよね……。

 

今月中に読めたら、と思っていましたが、他に読む本もあるので、少し時間はかかりそうです。ちょうど、学習する目的や計画を立てる意味など、知っているけれどこの機会に改めて考えたいこともあるので、時期はあまり気にせず、時間を見つけて聞き読みを続けたいと思います。

 

今日は珍しく仕事で慌ただしく過ぎていったので、何を書くかあまり考えられなかったのですが、ものすごく雑だけど、頭に浮かんでいることを書けたのでほっとしています。

読書メモをどうやって残していくか

東京の外に出るのがまた遠のいたなぁ(今日の東京都の感染者数を聞いて)。

 

ときどき、「ひとりで、日帰りで、誰とも会わずに行けば大丈夫なんじゃないか」と思って新幹線やバスの予約サイトにアクセスしては、考え直してサイトを閉じることがあります。

 

行くこと自体はたぶん問題ないと思います。でも、どんなに気をつけていてもかかるときはかかるし、過去、旅先で起きたトラブルが起きたときの不安(新幹線が止まった、高速バスが落下物を巻き込んでしばらく動かなかったことがあります)を思い返すと、この状況で旅行に行くリスクを抱えるのはメンタル上よろしくないと思うのです。なので、しばらくはおとなしく、積ん読を少しずつ読み終えて、読書を楽しむ時間と空間を作るためにがんばります。旅先で行きたい本屋さんで、もりもり本が帰るように(ん?)

 

ところで、少し前から、読書メモの残し方をどうしようか考えていました。

 

これまでは

  1. Evernoteに付箋をはった部分を転記
  2. 付箋を貼った個所を2、3個所に絞ったあと、読書ノートに転記

の2段階で進めていたのですが、どちらも今ひとつ活用しきれていなかったんです。特に何か考えて始めたわけではないので、考え直す時期が来たのかもしれません。

 

ふりかえってみると、Evernote に記録しているのは、読んだときに印象に残った言葉を残しておきたいというのもあるし、いつか本を手放してもいいようにしておきたい、というのもあると思います。付箋に書いたメモと一緒に記録しておけば、そのときに何を思ったかも残せますし。これはこのまま続けてもよさそうです(大量に付箋を貼ると苦行になりますが……)。

 

一方の読書ノートは、Evernote だとなかなか見返さないから、ノートに書いたほうが気軽に見返せるかも、と思って始めたことなんですけど、やっぱり見返すことがありません。項目に沿って書いたほうが続けやすいかな、と思って使い始めましたが、私にはいらない項目があるので、自分が必要なものに絞って書いたほうがいいかもしれません。

 

実は少し前に、mini 6サイズのシステム手帳のリフィルを購入していました。以前からシステム手帳が気になっていたものの、特にこれといった用途が思い浮かばなかったので、購入していなかったんです。でも、この日は「なんでもいいから買ってしまおう!」と、珍しく勢いだけで購入したのでした。

 

そうしたら、これが意外と活用できることに気づきました。何の気なしに、心に留めておきたい言葉を書いてみたら、なんとなく見返したくなるメモになって、とてもしっくりきたんです。

 

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このリフィルと万年筆の相性がよく、書き心地がよかったのもしっくりきた理由かもしれません(読書ノートは万年筆とあまり相性がよくなかったので)。

 

あと、「読書セーブメモ」も作りやすいことに気づきました。複数の本を同時並行していると、久しぶりに読んだ本の内容を忘れてしまうことが頻繁にあります。それが悩みでもあったのですが、『知的生活の設計』(堀正岳著/KADOKAWA)を再読して、システム手帳のリフィルなら「セーブポイント読書術」ができるかも! と思ってやってみました。

 

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上に書名、本で隠している部分には日付と読んだところまでのメモを残しています。mini 6 サイズは手のひらサイズだから、どんな本にもはさみやすいメリットもあるなぁ、とさっき気づきました。

 

このメモと、印象に残ったメモをシステム手帳に閉じていったら楽しいだろうなぁ、とにやにやしています。そんなわけで、今はシステム手帳のカバーをどうするか、あと、お気に入りのリフィルを探してみたいなぁ、と考えています。

 

<おまけ>

昨日書いたシンポジウム、仕事しつつ拝聴しました。「『忘れることが一番の復興』ではあるけれど、災害が起こり続ける限り忘れることはできない」こと、「その学問が役に立つ、立たないを決めるのは誰なのか」という言葉が印象に残っています。

鍵を回してしまった(のか?)

先日読み終えた、宮下奈都さんの『ワンさぶ子の怠惰な冒険』に「パスポート」というタイトルの日記があります。以下、その一部を紹介します。

 

たとえば1冊の本を読むとか、誰かを好きになるとか、柴犬と話すとか、それまでとは違う何かをきっかけに、世界はちょっと見え方を変えるんじゃないか。パスポートは、単なる旅券に見えて、それだけのものじゃなかった。本も出会いも、柴犬も、パスポートだ。その鍵をかちりと回すと、扉が開く。

私たちの人生は、日々、姿を変えていく。

(『ワンさぶ子の怠惰な冒険』P. 209、「6月某日 パスポート」より)

 

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読んだときは「確かにそういうこと、あるある」と思っただけだったのですが、今日、そんなきっかけになりそうな出来事がありました。

 

それは『プロジェクトFUKUSHIMA!』というドキュメンタリー映画です。明日開催されるオンラインシンポジウム「東日本大震災。百年経ったら―記憶・継承・忘却―」で、事前に視聴するよう案内されていたものでした。当時の福島のことを何も知らなかった(正確に言うと知った「つもり」になっていた)ことを思い知ったのと同時に、2011年の夏に福島で開催されたフェスティバルに集う人々の音楽や言葉、作品から伝わってくる叫びが映し出されていて、見終わってからずっとぼーっとしています。

 

シンポジウムは明日の午後なので、参加するのは厳しいかもしれませんが(アーカイブが残るかどうかもわからない)、申し込むと期間限定(2021年3月17日まで)で視聴できるようなので、ご興味あればぜひ。

 

www.ritsumei-arsvi.org

 

自分の力ではどうにもならないことを目にして、無力さというか、何をしてもむだなんじゃないかと思ってしまうことがあるのですが、それでも立ち上がって何かをしなきゃいけないことはあるわけで……なんてことを考えながら手に取った本が『彼女たちの部屋』(レティシア・コロンバニ著/早川書房)でした。

 

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『彼女たちの部屋』(レティシア・コロンバニ著)』

本に貼ったふせんは、ノートに転記したあとに全部はがしているはずなのですが、なぜか1枚だけ残ってまして。解説なので引用は控えますが(ネタバレになっちゃうかもしれませんし!)、「プロジェクトFUKUSHIMA!」を見たあとに感じたこととつながっていて、驚いたというか、怖かったというか、なんの因果や……というか。やっぱりそういうことなのかと思ってしまったのでした。