力の加減があらわれるものに惹かれる
さっきの地震でまだ心が落ち着いていないので、今日書くつもりだったことは明日に回すことにします。
今日、お友達から届いたハガキにほっこり。お人柄がにじみ出ている塗り絵だなぁと感じました。
大人の塗り絵シリーズに、プーさんのものがあるんですね。色鉛筆って、力の加減で強弱をつけられるのが魅力的です。
そういえば、万年筆も力の加減とか、インクの出具合で文字に変化がつくのが魅力、と言っていた方がいたような。たしかに、インクがじわーんと書いた文字の線をたどっていくのを眺めるのは楽しいです。だから、細いペン先より、太めのもののほうが好きなのかもしれません。
地震がきたとき、ちょうどオンラインイベントを視聴していて、私がいる場所は揺れているのに、画面越しの世界はそんなことがまったくなくて、なんだか不思議な感覚でした。ちなみに、参加していたのは梅田蔦屋書店の出版記念イベントです。
社内の「検索1位をとるぞー」「PVあげるぞー」「とにかく広告を売りさばければいいんだー」みたいな話はもういいんじゃないかと思っていたので、おふたりの言葉がとても心に沁みわたりました。側からみたらゆっくりで何も進んでいないように見えるかもしれないけれど、自分のなかで前に進んでいることを実感できればそれでいい。そのことに自信を持っていこう、と思えたイベントでした。