来年度のラジオフランス語講座にワクワクする
来年度の『まいにちフランス語講座』テキストを購入しました。
新しいテキストを手にするとワクワクします。メインで聞く「入門編」は、来年度も文法中心の講座ですが、トレーニング問題が含まれているので、半年間しっかり取り組んだら力がつきそうです。
フランス語は2017年6月から細々と続けています。定期的に通いたいと思っていた本屋さんが、フランス語講座の参加者を募集しているのに気づいて参加したのが学習を始めたきっかけです。講座自体は昨年でやめているのですが、せっかく3年近く続けてきたので、ラジオ講座で学習を続けることにしました。
通っていた教室が「のんびり、でも、着実にフランス語を習得する」をモットーだったこともあり、今もそんなにできるわけではありません。でも、ラジオ講座のフリートークでわかる部分が増えていることに気づいたり、街で見かけたフランス語に気づいたときはうれしいです。歩みはカメさんペースですが、小さな変化を楽しみに、また半年間続けていくつもりです。
フランスといえば、先日『フランスの小さくて温かな暮らし365日』という本が出ました。著者はトリコロル・パリのおふたり、『まいにちフランス語』テキストでも連載「旅してみたいフランスところどころ」を担当しています。
1日1ページ、フランスにまつわるエッセイが集まった本です。たまに手に取って、その日のページを読んでいます。フランスの何かとかが好き(映画や音楽、料理など)、というわけではないのですが、おしゃれで華やかな世界のように見える国にもささやかな暮らしがあるとわかるとなんだか親しみがわいてきます。
フランス語に限らず、自分が「いいなぁ」と思うものに偶然出合えるのはうれしいものです。その瞬間にわかることもあるけれど、しばらく経ってから「おぉ!」と思うこともあるので、狙ってわかるものではないのがまたおもしろいところです(本は手に取ってすぐわかることが多いけれど、それ以外はなかなか)。
万年筆は、時間が経ってからいいなぁと思ったもののひとつです。文字を書くだけならどんな筆記具でもいいのですが、万年筆は書いている時の感触や書いた線をインクがたどっていく感じ、インクが乾いたあとの濃淡など、すべてが同じではないところが気に入っています。だからこそ、うっかりすると万年筆の世界にどっぷり浸って、気づいたら万年筆が何本も……になってしまうのかもしれません。
ほかの万年筆も気になるけれど、たくさん持っていても全部を使うことはできないから、今は手持ちの2本で書き味を楽しむつもりです(というより、そう自分に言い聞かせています)。