ぼんさいメモ

読書と英語学習、そのほかいろいろ

2020から2021へ

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元日の夕焼け

2021年を迎えてから10日以上経ちましたが、「新年を迎えた」気分はほとんどないまま過ごしています。例年に比べて年末年始休暇が短かったからかもしれないし、元日は初詣に行かなかったからかもしれません。そういえば、年賀状にも A HAPPY NEW YEAR を書き忘れていました(今気づいた)。

そして何より、新年になったからといってコロナが落ち着いたわけではない……。

振り返ると、2020年は今まで続けていたものをやめたことが多かった年でした。フランス語教室も、NPO法人の賛助会員も。長く続けてきたことだし、続けようと思えばできたけれど、違和感を抱えたまま続けるのは何のためなんだろう、と思って。

ずっと心の片隅で考えていたことなので、2020年だから、というわけではありません。ただ、想像もしなかった日々が続いていること、今まで以上に自宅で過ごす時間が増えたことで考える時間が増えたからかも、と考えると、2020年だからこそできたことだったのかもしれません。

2021年になってもしばらくは身動き取れそうもないから、引き続き見直す・整理する1年になりそうです。ただ、これまではどちらかというと「捨てる」「減らす」ことに重点を置いていましたが、今年は「取り入れる」も加えていくつもりです。メガネや靴など、この先数年は愛用するであろうものをじっくり選んでいけたらいいな、と考えています。

読書も、今年はジャンルも冊数も絞ってゆっくり読もうかと一瞬考えたのですが、そのあとすぐに「世界を狭めるのはいやだ」という気持ちが湧いてきました。たぶん、一度に購入する本の冊数を減らすのが関の山ではないかと思っています(弱気)。

語学学習についてはSNSなどで宣言せず、うまくいったことだけブログに書くつもりです。「周囲に宣言すると達成しやすい」とよく言われるし、実際そうかもしれないのですが、「宣言しなくても達成できた」という意見は地味すぎて広がらないだけで、実際は結構いらっしゃるのかもしれません。あと私の場合、これまでの経験から「宣言したのにできなかった/挫折した」という劣等感が強くなることが多かったのと、昨年のフランス語検定5級を受験したとき、SNSで宣言しなくても勉強を続けて合格できたので、わたしは言わなくても大丈夫かも、と思ったのもあります。

自分ではどうにもならないことがあまりに多い毎日だからこそ、せめて自分でコントロールできるところはなるべく快適にして日々を過ごしたいです。些細なことかもしれないけれど、そうやってゆとりを作っておくことが、いろいろあっても淡々と過ごす術なのかなぁとも思います。

今年がどんな1年になるかわからないけれど、悲観的になりすぎす、楽観的にもなりすぎず、今やるべきことを地道に続けていこうと思います。