ぼんさいメモ

読書と英語学習、そのほかいろいろ

新潮文庫の『マイブック』

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新潮文庫の『マイブック』と白のラミーサファリ(ペン先はF)

新潮文庫の『マイブックー2021年の記録ー』を手に取ったのは、益田ミリさんの『今日の人生2』を読んで、私も日常のふとした瞬間を残したいなぁ、と思ったからでした。

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とはいえ、このところのリモートワーク&引きこもり生活で、残したい瞬間などあるはずもなく、どちらかというとあまり思い出さなくていいこと(仕事とか、しごととか、シゴトとか)ばかり思いついてしまい、最初の2カ月はどんよりした仕事の話か、むりやり何かをひねり出してお茶を濁すような感じが続いていました。

 

で、3月になってふと、ジャーナリングに使おう!とひらめいてからは、その日の出来事を思い出すことが楽しくなってもりもり書いています。

 

本来のジャーナリングのやり方とは違っていると思いますが、以前ジャーナリングをやってみたとき、「頭に浮かんだことを書かなくては」とかえって身構えてしまうせいか、何もかけなかったり、さほど書きたいと思っていないことを無理やり書いたりして続かなかった経験があります。

 

『マイブック』には各ページに日付が入っているから、昨日の出来事を振り返りながら、「これだけは書き残しておきたい」ふとした瞬間を書きやすいのかもしれません。あと、文庫本サイズなので、たくさん書かなくていいことも無理がなくてちょうどよいのだと思います。

 

今は万年筆(ラミーサファリ。ペン先はF)と、ラミーの純正インクで書いています。薄い紙に太めのペン先の万年筆で書いているので、裏写りがひどいのですが、裏表で文字を書いたらさほど気にならないからまぁいいか、と思っていました。でも、「裏写りしづらい」とあるブログで紹介されていたインクで書いたものを見せていただいたら、あまりの違いに愕然としまして。

 

紹介されていたインクはラミーではないので、コンバーターを使ってインクを入れればよいのですが、なんとなく「ラミーの万年筆にはラミーのインクを入れたい」という妙なこだわりがあるので、いっそそのインクを出している会社の万年筆を買おうかしら、いや、でも『マイブック』に書くためだけに買うのもなんだか、とあれこれ考える日々です。

 

さらに言うと、ひそかに気になっている万年筆(インクを出している会社のものではない)もあり、頭の片隅で3社の万年筆がぐるぐる回り続けている日々です。急いで買っても後悔するだけだから、今入れているカートリッジのインクがなくなるまで、ぐるぐる考え続けようと思います。考えているときが、いちばん楽しいですもんね!