ぼんさいメモ

読書と英語学習、そのほかいろいろ

わたしにとって大事な時間

買い出しのためにスーパーに行ったあと、ふらりと書店に立ち寄りました。お目当ての本はなかったのですが、人もそれほど多くなかったこともあり、しばらく棚を散策することにしました。

 

益田ミリさんの文庫を手にとっては「今日じゃないな」と思って戻しつつ、でも、あんまり手にとりすぎるのも、お店の人からしたら不安かもしれないなぁと思って、棚のタイトルを見るだけになりました(入店前に消毒しているけれど、それでも)。

 

何も買わずに帰るのも申し訳ない気がしたので、何か買って帰ろうと思ったものの、欲しい本はないし、ミリさんの本は今日じゃないし、今買うと積ん読を増やすだけだし……というわけで、ちょっと気になっていた雑誌を購入することにしました。

 

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【本で旅する、「時間」の世界。】というコーナーが気になってたんです。「時間」と言えば思い浮かぶあの本も載っていました。連載コーナーの「文字から栄養 よりすぐり読書日記」にも気になっていた本が紹介されていたので、もう少し積ん読が少なくなった頃に買い求めるつもりです。

 

【超多忙の二人も実践している、「忙しい」から逃れる15の知恵。】もよかったです。聞いたことがあるアドバイスも多いのですが、おふたりのコメントを読むとアドバイスがより深く心にしみこむ感じがします。特に、14番目の「人間関係では、無理して仲間に入らない」に書かれていたコメントはとても励みになりました。裏のページを読んだら、切り抜いてノートに入れておくつもりです。

 

1年前の今頃は、重苦しい空気のなか、ちょっと頑張れば歩いていける大きめの本屋さんに行っていたことを思い出します。いま、去年とは状況が少し変わっていることもあり(変異株とか)、去年のように歩いて本屋さんに行くよりは、積ん読を読みつつ、どうしても気になる本だけ好きな本屋さんの通販で買うようにしたほうがいいかもしれない、と思っています。人混みを避けて買い物に行くだけで疲れてしまい、気づくと2時間ぐらい昼寝をしているので。気を張っているのかもしれません。

 

厳しい状況はまだ続きそうですけど、おかげでお店の棚を眺めながら本を選ぶ時間がわたしにとってとても大事な時間だと気づけたのはよかったと思います。ささやかだけど、私にとって大事な時間をもう少し安心して楽しめるときがくるまで、静かに過ごすつもりです。

 

でも、静岡の美術館とか、関西の本屋さんとか、仙台の展示とか、行きたいんだけどなぁぁぁ(涙目)